階段、ファミリースペース、通路、バルコニー

   
階段



桁並行階段

夫は段板が三角のカーブがある階段を、「危ない」と嫌がった。
打ち合わせ場所の展示場は、段板が三角でない桁並行階段だったので、同じ階段を選んだ。
ずいぶん後になって、桁並行階段は階段の中で価格が高いと聞いて、階段に価格差があることを知った。

階段横は、これも展示場と同じ手摺にした。 階段を上がった3面も手摺にし、吹き抜けから玄関を見下ろす部分も手摺にしたから手摺だらけ。 手摺は間に埃が溜まるので、そこの掃除がとても面倒。



階段周りの手摺





玄関吹き抜けの手摺



階段を手摺にすると光が通り、風通しも良い。
窓の無い1階階段横の廊下が、昼間、以外に明るいのは階段手摺のおかげ。


1F廊下から2Fを見上げる。



階段照明

階段の照明は、コーナー灯とフット灯2つの合計3個。夜は一晩中3つの照明を点けっ放しにしている。
この照明を点けていると、1Fも2Fも廊下がぼんやりと明るいので、夜にトイレに行く時、廊下の照明を点けなくてすむ。
玄関もぼんやりと明るいので、夜に帰宅した時に玄関照明を点けなくて済む。
さらに、1F洗面所の縦すべり窓越しに北側の屋外からこの照明が見えるので、防犯にもなっていると思う。


ファミリースペース



妻壁収納オープン棚A1125



TV、ゲーム機等


階段をあがった南側に5.5畳ほどのホール。 図面ではファミリースペースと名づけられていた。
ファミリースペースには、本棚、ソファー、TV、DVDレコーダー、TVゲームを置いている。
妻壁収納オープン棚を2つ設置して、ここに共通の本、アルバム、CD、TVゲームソフト等を収納した。

ここを主に使っているのは、子ども達と私。
私はここでTVを見ながらアイロン掛けをする。 この場所は、2Fだからカーテンを開けても外から見えないし、座り心地の良いソファーがあるから気持ちいい。 日当たりが良いので、天気の良い冬は暖かい。
ただし、エアコンが無いので、真冬と真夏はちょっと耐えられない。 冬には、子どもたちは毛布に包まってゲームをしていた。
ファンヒーターを点けても、玄関吹き抜けに繋がっているのであまり効き目は無い。

この場所は、玄関吹き抜けと階段吹き抜けが繋がっている空間なので、家中のいろいろな音が響いて聞こえる。
誰かが帰ってくると、玄関の鍵を回す音が響く。
台所での金属類や食器のカチャカチャ音も、よく響いて聞こえる。 天井の高いレストラン厨房を想像させるこの音が私は好きだ。


通路



正面クローゼット



起風天窓


階段をあがった正面のクローゼット前と、W・I・Cから子供部屋までが2Fの通路。
通路には起風天窓がある。階段の上や、玄関吹き抜けの上にあるのが理想だが、 メンテナンスを考えると断念せざるを得なかった。

起風天窓は自動で開閉し、雨が降ると雨センサーで自動的に閉まるので便利。
夏はずっと開けっぱなしにしていた。 でも、雨センサーは朝露にも反応するので、朝起きると、起風天窓は閉まっている。
起風天窓を開けていると風が入り、夏は2階に上がってもムッとするような暑さはなかった。
おかげで夏の間、例のメンテナンス困難な玄関吹き抜けの換気扇のスイッチを入れることはなかった。




起風天窓からの光

起風天窓からは昼間は光が入り、天気が悪くて薄暗い日も、廊下を照明のように明るくする。


バルコニー



南側に物干しフック 床材はプラスチックタイル(グレー)



バルコニーのオーバーハング部分


バルコニーの広さは、41半ユニットと36ユニット分。それに加えてオーバーハングがあるから、もう少し広い。
1階と2階の外壁が続いているのが嫌で、境目にぐるっと庇を付けよう思ったが、タイル外壁には庇は付けれない。 だからバルコニーをオーバーハングにした。
バルコニーには、ファミリールームと子供部屋の1つ、それと寝室から出入りできる。

私はバルコニーに立水栓を取り付けたかったのだが、外壁に水道管が付くのを嫌がって、夫に却下された。
網戸や窓を洗う時に必要なのだが、夫は庭の水栓からホースで上げれば良い、と言っている。




通風ルーバータイプ

バルコニー手摺は、東の角を通風ルーバータイプにした。
もう1箇所の角に通風ルーバーを付けたかったが、この場所には設置不可能だった。     


 


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