打ち合わせは、我が家のアパートから車で10分、ハイムの会社からは車で1時間のセキスイハイム展示場で行った。
ハイムから来るのは担当のUさんとS店長。S店長は家に関する知識が豊富で、家のことを語り始めたら止まらない。
私たちはしばらくの間、我が家の担当はS店長だと思っていた。
打ち合わせで話をするのはS店長で、Uさんは隣りに座って書記をしていたので、新人研修でS店長について来ていると思っていた。連絡、質問等のメール窓口はUさんだった。
打ち合わせでローンの話になると、S店長と夫の2人会話。私は興味ないし、つまらないから暇になる。
ふとUさんを見ると、Uさんの周りにも”わからない、つまらない”の空気が漂っていた。
Uさんは雑談をすると、ポロッと営業らしからぬ言葉が出たりするから、かなり楽しませてもらった。
そんなUさんも年末には2件目の契約を取り、打ち合わせには一人で行っていると聞き、思わず「すご〜い!」と拍手をしたくなった。
打ち合わせは毎土曜、終了後ハイムで図面、見積り修正して発送、水曜に我が家に図面、見積りが到着。
水曜から土曜までに夫と図面を検討をして、修正箇所を出す。スムーズに進めるために、このスケジュールで行った。
設計図面が決定するまでの1ヵ月半、夫との図面検討で夜更かしが続き、私は睡眠不足になって辛かった。
ユニット工法における間取り制限を教えてもらいながら、間取りは夫と私で決めた。間取り決めで重点を置いたのは、採光と風の通り道。
間取り図面が決定した7月に契約をし、その後にインテリア、外構打ち合わせをして、五者立会いがお盆明けだった。
ところで、ダ〇ワハウスで家を建てた妹の話では、契約後の打ち合わせではお昼に食事が出たそうだ。
我が家の打ち合わせは午後で食事時はないけれど、契約後は何か変わるのかな?と思ったら、
契約前と同じくお茶が出るだけだった。(長引くとコーヒーが出る。)
8月末の地鎮祭を終えて、9月中旬に工事着工、10月8日に据付。
40%降水確率だったが、朝8時にスタート。霧雨が時々降って、雨よけカバーを使用しながらの実施。
昼前には雨が上がり、夕方には晴れた。私たちは6時ごろに帰ったが、作業はまだ続けられていた。
引渡しの12月4日までの約2ヶ月間の工事が始まった。工事監督のOさんは、私や夫と近い年齢でパルフェ住人。
据付後に夫が、鉄骨柱に釘で固定している木枠部材の上部が、ほんの少し(約2ミリ)反って柱から浮いているのを発見した。
反りは1Fの鉄骨柱の60〜70%にあり、これは壁のボードを貼るときに影響するので修正を依頼した。
鉄骨柱への釘の固定は工場工程なので、工場からスタッフが工具を持って来て修正した。
原因は、固定釘間隔が正確に指定されていないため、上部の固定釘がない間隔が大きかったからである。
大工工事は大工さん1名。しばらくは1人での工事で、後半には設備やクロス工事等で人がどっと増えた。
週末の休日に夫と現場に行った。現場に行くとO監督がいて、打ち合わせや話はO監督とするので、
職人さんたちとは挨拶くらいで、とくに話をしたことはなかった。差し入れを持って行ったら、まとめてO監督に渡していた。
工事は終盤、工程が遅れて施主検査を遣り繰りしたが、予定の日に引渡し(この日が入居日)された。
大工工事とクロス工事がとても丁寧で綺麗な仕上がりだった。
引渡し前日までは暖かく良い天候が続いたので、外構工事はスムーズに進んで引渡し日には完了していた。
入居して生活すると、施主検査では気づかなかった不具合がいろいろと見つかった。見つかるたびにO監督が職人を連れて補修に来る。
不具合は小出しみたいに発見するから、2月までの3ヶ月間、O監督は度々我が家を訪れることになった。
そんな中、初回点検のお知らせがアフターサービスから来た。
これでO監督が我が家に来ることもないなぁ〜と思っていたら、なんと3月にO監督は部署移動でアフターサービスへ転属!
我が家の隅々まで周知のO監督がアフターも担当するのだから、我が家にとっては大変心強い。
初回点検もO監督が実施することになる。